災害経験を全国に!中央防災会議・防災対策実行会議に出席


20131226tyuo_bosai-1 12月24日、首相官邸で開催された中央防災会議・防災対策実行会議に出席しました。
 委員は関係閣僚と学識経験者で構成。座長は、菅・内閣官房長官、座長代理に古屋・内閣府特命担当大臣、委員として新藤総務大臣、太田国土交通大臣も加わっています。学識経験者は私を含め11人で、河田・関西大学教授、橋本・日本アイビーエム会長、増田・元総務大臣などが参加しています。
 この日の議題は、首都直下地震の被害想定と対策などでした。

20131226tyuo_bosai-2 中越地震の経験から、国、県、市町村の命令系統が錯綜することを踏まえて非常時における対策を検討すべきであると指摘しました。
 また、東日本大震災において、仮設住宅の構造やコミュニティ単位での入居方法など、これまでの災害の経験がかなり生かされていることも指摘しました。

20131226tyuo_bosai-3 このほか、防災先進国・日本を世界に発信する取り組みなどを協議しました。
 長岡の企業がフィリピンやインドネシアでJICA事業として取組んでいる事例(河川監視システム、災害緊急告知ラジオ)を紹介して、中小企業の比較的簡易な技術こそ発展途上国では役に立つことを指摘しました。
 水害や地震など数々の災害を克服してきた長岡市の経験が活かされることは、大変嬉しいことです。