11月3日、大槌町での「この空の花」の上映会を終え、大林宣彦監督ご夫妻とともに宮古市に向かいました。
山本宮古市長みずから、同市で最も被害が大きかった田老地区を案内していただきました。山本市長は同地区の出身地のことで、熱心に案内していただきました。
写真は、防潮堤の上で説明する山本市長です。
手前には津波により破壊された防潮堤が確認できます。
向こうの白い建物は、破壊されたホテルだそうです。
山本市長は、このホテルを災害の教訓として保存する意向だそうで、既に宮古市が購入済みで、なおかつ、保存方法の調査も進めているとのことです。
津波の威力を最も雄弁に物語るモニュメントになることでしょう。
宮古市役所の1階ホールで、山本市長、大林ご夫妻を囲み記念撮影を行いました。
皆さん見えますか?天井近くにブルーの線が引かれていますが、ここまで海水が押し寄せたそうです。
市役所の上階から押し寄せる津波の威力を眺めるしかなかった時には、人間の力の限界を感じたそうですが、市長は、現在、大変力強いリーダーシップを発揮しておられます。
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