NHKスペシャル鎌田靖キャスターが来訪 中越地震復興祈念フォーラム


20131018forum-1 10月14日、NHKスペシャルキャスターの鎌田靖さんが、長岡市や新潟日報社等が主催する復興祈念フォーラムに参加するため来岡されました。
 写真は、ガラス張りの市長室でパネラーとともに撮影したものです。
 市長の椅子に座った鎌田靖さんを中心に、後方向かって左から、山古志出身の福島大学3年生・坂牧崇啓さん、新潟日報社の渡辺隆・編集局長、NPO法人中越防災フロンティアの田中仁・理事長、新潟日報社の小田敏三・専務取締役です。

20131018forum-2 フォーラムは、「広がれ つながれ 地域の力 ~よりよい明日へ 9年目の検証~」というテーマで、アオーレ長岡市民交流ホールAで開催しました。
 最初に、鎌田靖さんが「復興支える地域の力~震災体験を風化させないために」と題して、特別講演をしました。
 阪神大震災当時神戸支局で取材をした経験を生かし東日本大震災の取材に精力的に携わってきた鎌田さんは、「中越地震からの復興が進むことが東日本の被災者にとって何よりの励ましになる。復興の経験を発信し続けてほしい。」と話しました。
20131018forum-3 続いて、渡辺隆編集局長のコーディネートで、鎌田靖さん、坂牧崇啓さん、田中仁さん、私の4人で、パネルディスカッションを行いました。
 NPO法人中越防災フロンティアの田中仁理事長は、23日にオープンする「やまこし復興交流館 おらたる」の運営を担う決意を、また、当時中学3年だった旧山古志村出身で現在福島大3年の坂牧崇啓さんは、福島の仮設住宅を回り、子どもたちに自分の経験を伝えていると、それぞれ話してくれました。
 私は、住民による地域活動が活発化し、震災前よりも元気な地域づくりが行われていることに期待していることを強調しました。