長岡市立総合支援学校高等部の生徒が手作りしたクッキーの販売を「福祉のカフェりらん」で販売します。
販売日時は、10月1日(火)~31日(木)の月曜日から金曜日、午前11時30分~14時です。
販売しているのはチョコチップ、くるみ、ココアの3種類で、毎週30個限定、価格は1袋100円です。
ここに至る背景には、長岡市立総合支援学校のカリキュラムの改革(同時に長岡市立養護学校から学校名を改名)が大きく寄与しました。
長岡市立総合支援学校は、自分で選択し自分で決める力を付けることを目的にして、障害の程度に応じた幅広い支援を、教育、福祉、労働など多方面から総合的に行うため、平成24年度から新教育課程(カリキュラム)を整備しました。
その内容は、1.高等部2・3年生に、身につけたい力や進路に合わせたコース制を導入、2.教育内容を3種類から5種類に増やしより細かく丁寧に指導、3.作業学習は「食品加工」や「清掃・クリーニング」「農工」「事務」など、地域や企業の協力を得ながらより社会の現場に近い実習を行う、4.作業療法士などの外部専門家を活用し医療の視点も入れながら一人ひとりの特性に応じた指導を行う、などです。
また、在校生の生活・就労に関する相談や、卒業生のサポートなどを行う「総合支援室」を新たに設置し、専門の支援員が進路の実現をバックアップすることにより、進路先の開拓や定着支援など、学校と実社会を結ぶ支援を行っています。
従来からクッションやコースター等の制作や食品加工にも取り組んできましたが、このような活動を広く知ってもらい、生徒の自信と働く意欲を育てることを目的として、クッキーを商品化・販売することとしました。
長岡市立総合支援学校は創立20周年を迎え、先日、記念式典を挙行しました。(写真)
20年の節目にクッキーの販売にこぎつけました。子供たちの成長を期待しています。
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