長岡藩主牧野家第17代当主・牧野忠昌氏の全面的な協力・指導のもとで、「第3回長岡藩主牧野家の至宝展~かしわ、雨龍、五間ばしご~」が、長岡市教育委員会の主催によりアオーレ長岡で開催されました。
5月30日に、ナカドマ3階テラスで、オープン式典を開催しました。
なお、牧野忠昌氏には、平成23年1月に科学博物館名誉館長に就任していただいており、平成26年春には、「長岡藩主 牧野家史料館」が改装後の旧長岡市市役所内にオープン予定する予定です。
式典終了後、牧野忠昌氏ご自身に展示物の解説をしていただきました。
展示内容は、第9代藩主忠精(ただきよ)公が描いた掛け軸、牧野家で使っていたお椀や家具、お針箱、手鏡など約40点で、初公開品も多数あり、牧野家の伝統や文化に触れられる貴重な機会となりました。
江戸時代、長岡藩は領主と領民の垣根が低く、両者がともに手を携えてきました。現代の長岡市が目指す市民協働は、江戸時代からの長岡藩の精神を受け継いでいます。
そのアオーレ長岡で、牧野家の資料を見ていただけることは大変感慨深いことです。
6月1日には、市民茶会「牧野家と宗徧流」が開催されました。長岡藩主牧野家と深く関わりのある茶道宗徧流による茶会で、茶道宗徧流長岡支部副支部長小形宗氏が監修されました。
牧野忠昌氏のご長男の第18代目当主・牧野忠慈(まきのただしげ)氏がたてるお茶を、私と市議会議長をはじめ参加した市民とおいしくいただきました。
ナカドマでのお茶会は開放的な野点の趣があり、大変さわやかな気持ちになりました。
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