5月15日、香川県高松市の丸亀町商店街を視察しました。丸亀町商店街は、まちづくり株式会社による中心商店街の魅力アップに成功した全国的なモデルとなっています。
商店街振興組合の古川理事長(写真右端)にご案内いただき、成功の秘訣を教えていただきました。
古川さんは、高松丸亀町商店街の再活性のキーマンで、内閣官房「まちづくり伝道師」や総務省のまちなか再生支援協力委員を始め、各地の地域再振興のアドバイザーとして活躍されています。
まちづくり会社は、定期借地による土地の所有と利用の分離を目的に、商店街振興組合が中心になって設立した株式会社です。
地主や家主の権利をまちづくり会社が保証し、商業床を一体的にマネジメントします。
これにより、やる気のあるテナントが新規参入しやすくなり、より魅力的な店舗が増えて活性化していきます。
また、再開発により、広場(写真)、イベントホール、診療所等の新たな都市機能も導入しました。
広場やイベントホールを市民に開放している点は、アオーレ長岡と同じ考え方です。
また、今後再開発により、生鮮市場、温浴施設、保育園、高齢者福祉施設、高齢者向賃貸住宅、まちなかの防災拠点等を導入する計画です。
こうした取り組みは、長岡市の取り組みと共通点があり、大いに参考になりました。
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