4月30日、リリックホールで、映画「この空の花」の凱旋上映会が開催されました。
公開から1年が経過し、これまで、国内約60の映画館、約30のホールで上映、観覧者は10万人を超えました。また、TAMA映画フォーラムと池田市人権映画祭で「最優秀賞」、ヨコハマ映画祭では「特別大賞」を受賞しました。
1年ぶりに長岡に凱旋してきたわけですが、大林監督が「長岡のみなさんにどうしても感謝の言葉を言いたい」とおっしゃり、実現しました。
なお、29日に山古志体育館、5月1日に佐渡でも上映会を開催します。
世界各国でも反響を呼び、昨年5月にドイツ・フランクフルト、昨年11月に韓国・釜山、今年3月にマーシャル諸島で上映されました。
また、今後、5月12日にアメリカ・ロサンゼルス、6月にカナダ・トロント、8月7日に広島、8月10日に長崎、9月からは東日本震災被災地で無料上映会を開催する予定です。
大林監督は、約30分のトークの中で、「被害者であるから戦争をやめようではなく、戦争は善良な市民までもが加害者になってしまうから恐ろしい」、「この映画は長岡の志を映画にした。映画を終わった後にメモを人がいる映画はこれだけ」、「この映画にはエンドマークがない。映画が終わった後もまだまだこの映画の思想は続いている」などとおっしゃいました。
監督のトークの最後に、私も舞台に立ち、「この映画のおかげで次の世代に長岡空襲と長岡花火の意味を語りつぐことができる。心から感謝します。」と挨拶しました。
最後に、大林監督が伊勢正三さんに主題歌の作詞作曲を依頼したいきさつの紹介があり、その流れで、私が伊勢正三さんから、直接、主題歌の指導を受けたエピソードが紹介され、結局、私が主題歌を歌うこととなりました。
大林監督にも一緒にハモっていただき、おかげで大変良い思い出ができました。
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