4月9日は私の誕生日ですが、大変嬉しいことがありました。
それは、長岡市トキ分散飼育センターで生まれたトキ3羽を、開所以来初めて、佐渡トキ保護センターへ送り出すことかできたことです。
飼育関係者の皆さん、地元の皆さんの他、大河津小学校新4年生が見守る中、私と生徒代表が、トキの入った木箱を佐渡トキ保護センターの梅田所長に手渡しました。
なお、トキが入った木箱に貼られているイラストは、大河津小学校4年生が、元気にトキを送り出そうと描いてくれたものです。
長岡市トキ分散飼育センターでは、平成23年10月にトキ4羽を受入れて分散飼育を開始、この日までトキ14羽(親鳥6羽、若鳥8羽)を順調に飼育してきました。
今回、若鳥3羽(オス1羽、メス2羽)を佐渡へ移送する運びとなりました。
佐渡での自然復帰の一翼を長岡市が担うことができることは、大変意義深いことだと思います。
この日、大河津小学校4年生が旅立つトキを励まそうと気持ちを込めて寄せ書きを作成してくれました
この寄せ書きは、佐渡トキ保護センター梅田所長に贈呈されましたが、佐渡トキの森公園にあるトキ資料展示館に掲示される予定です。
出席者全員で、無事を祈りながらワゴン車に乗せられたトキの出発を見送りましたが、その後無事に佐渡に到着したとのことです。
トキ分散飼育は、鳥インフルエンザによる全滅を防ぐ目的て゛石川県、出雲市、東京都、長岡市の4ヵ所で実施されています。
各地で繁殖したトキは佐渡に移送され飼育された後、放鳥される予定です。
長岡生まれのトキが佐渡の大空を自由に飛び回ることを祈っています。
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