復興を祈り燃えた日本一のさいの神


20130313kosinohimaturi-1 3月9日、日本一の「さいの神」が、5年ぶりの花火をバックに、ひときわ美しく燃え上がりました。
 さいの神の高さは約25m、使われているカヤは2000束、その重さはおよそ10tにも及ぶとのことです。
 なお、さいのとは、カヤ・わら等を円錐状に組み上げ燃やすことにより無病息災・五穀豊穣を祈願する伝統行事です。

20130313kosinohimaturi-2
 山古志地域の5人の新成人が、約3,900人の観客にむかって復興への決意等を宣言した後、私の号令で一斉に点火しました。
 裸ではさぞかし寒かろうと思うのですが、新成人にとっては大変名誉な役なのだそうで、張り切って引き受けてくれたそうです。頼もしいですね。

 20130313kosinohimaturi-3
 さいの神は、点火したとたんに、あっという間燃え上がりました。
 そばにいるだけで、表現に困るような猛烈な熱を感じました。本当にビックリました。

 
20130313kosinohimaturi-4
 今年は、雪も風もなく、星が見える好天に恵まれ、過去最高の燃え方だったとのことです。
 観客も大満足の様子でした。