大英博物館での火焔型土器展示セレモニーが無事終了した10月4日夜、国際交流基金ロンドン文化センターで、小林達雄先生が「火焔土器の世界」と題して講演しました。
講演に先立ち、私が、長岡の「互尊独尊」の精神を紹介しつつ「火焔土器は市民の誇りです。日本とイギリスとが、それぞれ独自の「誇り」を尊重し合いながら交流を深めましょう。」と、スピーチをしました。
小林達雄先生は、グローバルな視点から見た日本の縄文文化の特色をわかりやすく説明されました。
特に、農業を持たない縄文人が、食物を煮炊きする土器を得たことで、定住集落を形成することができたと説明、縄文文化における土器の重要生を強調されました。
私自身も、新たな知識を得ることができました。
講演会には、予定を上回る約150名が参加しました。予約制でしたが定員を超えたのでお断りせざるをえない状況だったそうです。
講演終了後、お土産に持ち込んだ長岡のお酒の試飲会を行いましたが、大変な人気で、あっという間に売れきれてしまいました。
イギリスでも、大変な日本酒ブームなのだそうです。火焔型土器にしてもお酒にしても日本への関心の高さを実感しました。
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