トキの餌に!市民がドジョウを養殖


 長岡市柿町の市民団体「ざいごうの里 縄文山下(さんか)をよみがえらせる会」(伊部登代表)が、ドジョウの養殖を始めて3年目にしてドジョウの養殖に成功しました。
 長岡市トキ分散飼育センターでは、トキの餌としてそのドジョウを受け入れることとなりました。


 トキ飼育センターでは、現在13羽の時を飼育しています。
 10月27日、長岡市トキ分散飼育センターで、ドジョウの受け入れセレモニーを行いました。メンバーの皆さんと一緒に訪れた伊部代表と二人でドジョウを水槽に移しました。
 なお、今回受け入れたドジョウは約5㎏です。

 ドジョウを育てた養殖池は、(財)新潟県中越大震災復興基金の補助金を活用し、平成21年度に整備したものです。(写真)
 長岡で飼育しているトキの餌を、長岡市の市民団体が供給することは、大変有意義なことと思います。
 水質管理やえさやり、ドジョウの天敵(ヤゴ)の対策など、試行錯誤の末、ドジョウの養殖に成功した同会の努力に敬意を表します。
 安定的なドジョウの量の確保のためには、なお努力が必要とのことですが、その努力が報われることを確信しています。