人気番組「建もの探訪」の渡辺篤史さんにアオーレ長岡を探訪していただきました。
「まちなかキャンパス」1周年を迎えた記念祭の講師としてお出でいただいた機会に、アオーレ長岡を見学していただきました。
これまで千を超える建物を見てこられた渡辺さんだけに、市民が自由に使えるナカドマを中心にしたアオーレ長岡のコンセプトをすぐ理解し誉めていただきました。
特に、ガラス張りの市長室にはびっくりされたようで、さっそく市長の椅子に座っていただき、一緒に写真におさまっていただきました。
渡辺篤史さんは、23年の長きにわたり「建もの探訪」に出演しておられ、すっかり建築の専門家になっておられ、神戸芸術工科大学の客員教授もつとめておられます。
神戸芸術工科大学は、私の恩師の鈴木成文先生が初代学長を務めた大学ですので、お話を伺ってみると共通の知人もいることがわかり、不思議なご縁を感じました。
写真は、市長室横のテラスからナカドマを眺めながら、屋根から差し込む光線が織り成す光と影の美しさに感動しているところです。
なお、本来の目的の「幸せをはぐくむ家づくり」と題した講演も、歌いながら登場する等のサービスぶりで大成功でした。
三大学一高専の協力を得て、新たな「学びと交流の場」としてまちなかに誕生した「まちなかキャンパス長岡」は、100を超える多彩な講座を開催し、受講生はのべ約4千人、施設の利用者は約8万2千人を数えています。
行政のお仕着せでない自由な雰囲気のなかで、学びをテーマに世代を超えて交流する場に成長しており、長岡の伝統である米百俵の精神が、現代にマッチしたスタイルで、ここに息づいていることを実感しています。
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