和島地域の「はちすば通り」は、貞心尼が良寛が亡くなった後に書き残した歌集「蓮の露(はちすのつゆ)」にちなんで名づけられました。
その「はちすば通りが、良寛と貞心尼を愛する地域住民の努力で、歴史を感じさせるたたずまいに改修されつつあります。
ご覧のように道路や住宅が歴史を感じられるデザインに生まれ変わりました。
私が見学に訪れると、改修された集会所の前で大勢の住民が写真のように出迎えてくれました。
道路等は市が改修を進めていますが、住宅の修景は、住民が合意したまちづくりの協定に基づき、市の補助を活用して少しずつ前進しています。
良寛と貞心尼の出会いの地にふさわしい歴史的町並みが完成するのももう少しです。
住民の皆さんの熱い思いと努力に心から敬意を表します。