長岡花火が咲いた晴れ舞台 水と緑の首都ワシントン


20120411-1_washington2.jpg ワシントンDCは、水と緑に囲まれ、まるで公園の中にあるような美しい都市でした。
 写真中央やや左の高い塔がワシントン記念塔、その左奥に緑に囲まれたホワイトハウスがかろうじて確認できます。
 手前がポトマック川、ワシントン記念塔とポトマック川の間がタイダルベイスン(人工湖)で、山本五十六がここからワシントン記念塔を背景にして撮影した写真が残っています。
 タイダルベイスンの右から横に伸びる水路には数か所の船着き場が確認できますが、花火は、この水路上、写真右端からもう少し右側の地点に浮かべた台船から打ち上げました。

20120411-2_washington2.jpg ホワイトハウスは、抜けるような青空のもとで白色が新緑に映え、本当に美しい建物でした。
 ちょうどイースターで、大勢の観光客でにぎわっていましたし、「egg dyeing(色付き卵)」と書かれたピンク色の卵型看板も見られました。(写真)

20120411-3_washington2.jpg また、国会議事堂(写真)、リンカーン記念堂、スミソニアン博物館群等が、水と緑の中に散在しており、まさに、世界の首都といった風格を感じました。
 そのワシントンDCで、長岡花火を打ち上げることができたことは、本当に幸せだったと思います。

20120411-4_washington2.jpg 異常気象のため、残念ながら多くの桜は既に散っていましたが、美しい新緑が花火に会えたのではないかと思います。
 花火玉の最高サイズはわずか4寸でしたので、迫力不足を心配しましたが、日本の花火の繊細な美しさはまた格別なようで、全米桜まつり協会のダイアナ・メイヒュー理事長をはじめ多くのアメリカ側の来賓が心から感動してくれました。
 また、周囲で観覧していた米国市民からは、何度も歓声と拍手が湧き起こり、反応の良さを体感できました。

 ところで、花火打ち上げの約1時間前に、マリーンワンと呼ばれる大統領専用ヘリがホワイトハウスに着陸したことが確認されました。
 花火の打ち上げ地点はホワイトハウスからも良く見える位置にありますので、オバマ大統領にも花火を見ていただけたのではないかと期待しております。