アオーレ長岡がオープンした4月1日、隈研吾さんと森本千絵さんが、ご挨拶にお越しになりました。
大変嬉しいことに、森本千絵さん製作のアオーレ長岡コンセプトブックに使用した写真家の藤井保さんの生写真をプレゼントしていただきました。(写真上)
左は、アオーレ長岡の市議会議場の天井を飾る木製パネル(間伐材利用)の写真です。
文句なしに美しい写真ですが、凡人にはきづきにくい視点から撮影した別の写真を「続き」に掲載します。
これは、天井の木製パネルの真下から撮影した写真ですが、まるで長岡の花火そのものに見えます。
魔法をかけたように、木材に新たな命が吹き込まれました。
私はこういう角度からハワイ、ケン伊藤眺めることは思いつきませんでしたが、藤井保さんの感性はさすがです。
左は、森本千絵さんがデザインしてくださったアオーレバードの群れで、ナカドマ奥の西側の壁面を飾っています。
何度も被った戦災や災害からその都度立ち上がってきた不死鳥のような長岡スピリットを受け継ぎながらも、その一方で、美しい光の波の中を鳥たちが楽しみながら未来に向かって飛んでいるように見えます。
天井から差し込む光線と木製パネルとの微妙なコンビネーションが見事です。
ナカドマの大屋根は、アオーレ長岡の命ですが、そのコンセプトが見事に表現されました。
藤井保さんの写真は、隈研吾さんの設計コンセプトを森本千絵さんがまとめたコンセプトブックにちりばめられています。ご来賓の皆さんを中心にすべて配布済みですが、ご希望が多いため増刷も検討したいと思います。