3月4日(日本時5日)、ホノルルのワイキキ沖で、平和を祈る長岡花火が、ついに打ち上げられました。
あいにくの小雨模様でしたが、かえって、鮮やかな色彩が夜空に映える結果となりました。
まず、真珠湾攻撃の犠牲者と長岡空襲の犠牲者の追悼、そして日米友好と世界平和を祈念して、三発の白菊が打ち上がりました。
その後、三台の台船から、さくらさくら、ブルーハワイ等の曲に合わせたスターマイン等と続き、最後に復興祈願花火「ミニ・フェニックス」がホノルルの夜空を染めました。
カーライル市長、加茂総領事等のホノルル側のご来賓やホノルル日本人会の皆さんからは、「こんな美しく、迫力がある花火は初めて見た。」といった最大限の賛辞をいただきました。
また、大林監督や長岡市民からも「長岡の誇りだ。」という言葉をいただきました。
ホノルルでの平和の花火の打ち上げは、私が市長になる前から抱いていた夢でした。
昨年、東日本大震災のため打ち上の延期を余儀なくされたこともあり、まさに感激の15分間でした。
ホノルルでの長岡花火の打ち上げは、予算さえあれば可能になるというものではありません。
輸送の問題、アメリカの法規のクリアー、アメリカの花火師との折衝等々、多くの高いハードルがありました。
今回の成功は、日米双方の関係者の大変な努力のたまもので、平和の花火を打ち上げたいという強い「思い」が後押しをしてくたと思います。
市民を始め大勢の皆さんの熱意に恵まれ、 私は日本一幸せな市長だと思います。皆さん、本当にありがとうございました。