4月1日のオープンに向け前進 アオーレ長岡が竣工


20120301-1_aole.jpg 2月29日、アオーレ長岡が竣工、定礎式を挙行しました。
 定礎式は、隈研吾氏や工事関係者の前で定礎宣言(下記)を私が読み上げ、その宣言書を収めた定礎箱を壁面の下部に定置、その上から定礎版を取り付けました。
 東日本大震災の影響で3か月遅れるというアクシデントがありましたが、施工者の大変な努力で無事竣工、4月1日のオープンが確実になりました。

 

      シティホールプラザアオーレ長岡の定礎にあたって

 いつの時代も市民が集い、長岡の中心であったこの地に、アオーレ長岡は新たな市民協働・市民交流の拠点として、待望の完成の日を迎えました。
 公会堂、市役所、屋根付き広場「ナカドマ」などの機能が渾然一体となった、かつてないコンセプトを提示する公共建築・アオーレ長岡は、市民の創造性を刺激する新しいコミュニケーション空間です。
 限りない可能性を秘めたこの場所で、市民は楽しみながら自由に発想し、使い方を進化させていくことでしょう。
 さまざまな人たちが立場を超えて交流し、絆を強めていくことで、合併した長岡市がより一層一体感を深め、アオーレ長岡が、長岡の顔として、いつまでも市民の誇りであり続け、愛され続けることを祈念します。

  平成二十四年二月
                                長岡市長 森 民夫

20120301-2_aole.jpg 定礎式の後、隈研吾氏と一緒にマスコミ関係者を案内しました。
 中土間(屋根つき広場)を中心として公会堂、市役所、議会、市民交流施設が混然一体となった施設は、世界に発信できる新しい概念の施設だということを実感しました。

 アオーレ長岡は、市民が使いこなすうちに進化していく施設であり、今日の竣工は終着点ではなく出発点です。
 市民が絆を深める交流の場として愛され続け、市民の誇りとなることを願ってやみません。