2月29日、アオーレ長岡が竣工、定礎式を挙行しました。
定礎式は、隈研吾氏や工事関係者の前で定礎宣言(下記)を私が読み上げ、その宣言書を収めた定礎箱を壁面の下部に定置、その上から定礎版を取り付けました。
東日本大震災の影響で3か月遅れるというアクシデントがありましたが、施工者の大変な努力で無事竣工、4月1日のオープンが確実になりました。
シティホールプラザアオーレ長岡の定礎にあたって
いつの時代も市民が集い、長岡の中心であったこの地に、アオーレ長岡は新たな市民協働・市民交流の拠点として、待望の完成の日を迎えました。
公会堂、市役所、屋根付き広場「ナカドマ」などの機能が渾然一体となった、かつてないコンセプトを提示する公共建築・アオーレ長岡は、市民の創造性を刺激する新しいコミュニケーション空間です。
限りない可能性を秘めたこの場所で、市民は楽しみながら自由に発想し、使い方を進化させていくことでしょう。
さまざまな人たちが立場を超えて交流し、絆を強めていくことで、合併した長岡市がより一層一体感を深め、アオーレ長岡が、長岡の顔として、いつまでも市民の誇りであり続け、愛され続けることを祈念します。
平成二十四年二月
長岡市長 森 民夫
定礎式の後、隈研吾氏と一緒にマスコミ関係者を案内しました。
中土間(屋根つき広場)を中心として公会堂、市役所、議会、市民交流施設が混然一体となった施設は、世界に発信できる新しい概念の施設だということを実感しました。
アオーレ長岡は、市民が使いこなすうちに進化していく施設であり、今日の竣工は終着点ではなく出発点です。
市民が絆を深める交流の場として愛され続け、市民の誇りとなることを願ってやみません。