映画「この空の花」が完成し東京で試写会 大林監督や出演者とともに舞台挨拶


20120227-1_eiga-sisyakai.jpg 2月24日、待望の映画「この空の花―長岡花火物語」の完成披露試写会が、ついに東京有楽町の朝日ホールで開催されました。
 私も大林宣彦監督、松雪泰子さん、高嶋政宏さん、富司純子さん、原田夏希さん、猪股南さん、長谷川孝治(脚本)さんと一緒に舞台挨拶をしましたが、映画関係者を含む約600人を前にして、かなり緊張しました。
 舞台中央に置かれたスタッフや市民のメッセージが寄せ書きされた三尺玉を見ながら映画完成の嬉しさをかみしめて、「大林監督やスタッフの皆さんのご努力はもちろん、大勢の市民の献身的な協力もあって長岡の心をあますところなく伝える映画が完成しました。その市民の心を誇りに思います。」と挨拶しました。

20120227-2_eiga-sisyakai.jpg 会場には、長岡からも約200名の市民がきてくれていましたが、ご覧のように、応援の横断幕を掲げてくれたグループもあり、本当に嬉しく思いました。

 映画は、実話とフィクションとが融合した「セミドキュメンタリー」で、中越地震や東日本大震災や長岡情報が満載の内容です。
 様々な感想があるでしょうが、私は、「幻想的な美しい映像」に魅惑され、また、美しいシーンに秘められた訴えかけてくるパワーを感ました。

 空襲の悲惨さとそこから立ち上がろうとする過去、現在の市民の強い意志を、次の世代に伝えることができる内容で、美しさと力強さとを兼ね備えた映画です。

 映画「この空の花」は4月7日から新潟県7館で先行公開され、6月以降に全国で上映される予定です。楽しみです。