中越地震の震央がある川口地域木沢集落の「よりあいっこ」が、同集落内の旧小学校を再利用した施設・体験交流センター「やまぼうし」で、今年も開催されました。
中越地震の影響もあり、過疎・高齢化が進む木沢集落で、36戸に減った集落の住民が総出で地域の食材・料理を持ち寄り(寄りあい)、地域外の皆さんと交流の輪を広げることを目的に開催されています。
この日も、東京の大学生や十日町市や小千谷市の皆さんが、お餅やけんちん汁等に舌鼓を打ちながら交流を深めていました。
また舞台では、小国地域八王子地区の皆さんによる歌と踊り(写真)や道の駅「あぐりの里」のスタッフによる寸劇等の余興が披露されました。
最後に、木沢集落の皆さんによる「天神囃子」(この地域一帯に伝わるお祝いの歌)が披露されました。
近く、震災復興の参考にするため、東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田市から視察に訪れるそうです。
震災にもめげす地域の活性化を図るため、住民が団結して交流人口の輪を広げている姿は、きっと参考になることでしょう。