全国のモデルになる事業 生ごみバイオガス化施設の建設に着工


20111020-1_biomass.jpg 「生ごみ」からバイオガスを抽出して発電利用する施設、「生ごみバイオガス化施設」の建設工事安全祈願祭が、10月17日に挙行されました。
 隣接する寿クリーンセンターで、使用する電気の約半分(一般家庭の約1千世帯分)をまかなうとともに、CO2発生量を年間約2千トン削減、ごみの焼却量を年間約2万トン削減します。


20111020-2_biomass.jpg 民間の資金と技術を活用したPFI事業で実施し、設計・施工から運営・維持管理までを、この事業のために特別に設立された(株)長岡バイオキューブが事業者となります。
 維持管理も含めた総事業費は約47億円となりますが、焼却施設の合理化が可能となる等のため、市全体のごみ処理経費を15年間で約35億円削減することができます。
 平成25年7月から運転を開始する予定で、完成すると自治体の施設としては全国最大規模のものとなり、東南アジア等からの見学者が長岡を訪れることが予想されます。