東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県宮古市の山本正徳市長が、10月3日、今後の復興の参考にするため、長岡市を訪れました。
津波対策として高台への集団移転が焦点になっていることから、集団移転の実例として、山古志地域の楢木集落の集団移転先「天空の郷」等に、ご案内しました。(写真)
山本市長は、「集団移転を実現するためには、時間をかけることを恐れずに住民としっかりと向き合って取り組む必要があることがわかった。」と、話してくれました。
また、竹沢地区の復興住宅も視察し、景観にマッチした木造による低コスト住宅に感心した様子でした。
山本市長は、「木造の復興住宅の建設等、今後の支援の在り方に参考になった。」と話してくれました。
なお、4日には、岩手県、宮城県、福島県の市町村担当者が、6日には、岩手県町村会の町村長の皆さんが視察に訪れました。
長岡の復興が手本になっていることは、意義が深いことと思います。