岩手県の上野善晴副知事が、中越地震からの復興を視察するため、長岡市を訪れました


20110912-1_iwate-hukuchiji.jpg 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県の上野善晴副知事が、9月6日、中越地震の復興の経験を参考にするため、長岡市を訪れました。
 特に、長岡市における集団移転の成功の秘訣と周囲の環境に調和した復興住宅の建設の経験について話し合いました。
 私は「集団移転は、住民の意思を尊重し決断をしていただくことが大切であること。また、経済力など個人によって事情が違うので十分に時間をかけて計画を策定することが肝要である。」と指摘しました。


20110912-2_iwate-hukuchiji.jpg 上野副知事には、その後、山古志地域で復興住宅や集団移転地区等を視察していただきました。
 その後、上野副知事は「長岡の復興の経験を勉強させてもらってありがたかった。10年後にもいい施策だったと言われるように、歴史に耐えうる復興を成し遂げたい」と、熱く語りました。多少なりとも、お役に立つことができ、ほっとしました。