第36期碁聖戦が長岡グランドホテルで開催されることになり、7月9日、同ホテルで前夜祭が開催されました。
坂井秀至碁聖と挑戦者の羽根直樹九段はもちろん、小林光一九段、今村俊也九段等のプロ棋士と囲碁ファンの市民とが交流、色紙が当たる抽選会等を楽しみました。
碁聖戦は地方新聞社12社から成る新聞囲碁連盟が主催するタイトル戦で、7大タイトル戦では唯一の地方発のタイトル戦です。
長岡市は、長岡囲碁連盟の活動が活発ということもあり、今年で5年連続の碁聖戦となりました。
前夜祭に先立ち、「ジュニア碁聖戦長岡大会」も開催され、小学校入学前の子どもから高校生まで約70人が対局するとともに、黒瀧正憲七段と巻幡多栄子三段の指導を受けました。
碁聖戦は、長岡市の囲碁の普及に大いに役立っています。
なお、10日に開催された第36期碁聖戦第2局は、292手で坂井碁聖が、黒番1目半勝ちで連勝を飾り初防衛に王手をかけました。