7月2日、日本プレスセンターで開催された日本自治学会主催の「震災復興のしくみを問う」と題したパネルディスカッションに参加しました。
NHK解説委員の城本勝氏がコーディネーターをつとめ、神野直彦先生(日本自治学会会長)、西尾勝先生(東京市政調査会理事長)、室﨑益輝先生(関西学院大教授)と私の4人がパネラーをつとめました。
この模様は、NHK教育テレビで下記のとおり放映されますので、ぜひ、ご覧になてください。
NHK教育テレビ「TVシンポジウム」 7月9日(土)午後2時~3時
日本を代表する先生方に囲まれて、少々緊張しましたが、検討部会長代理として参加した復興構想会議の提言の内容や中越大震災の経験を踏まえた復興に向けて基礎自治体が果たす役割について発言しました。
特に、住民、コミュニティ、NPO、企業等の復興に向かう自律的力を最大限に引き出すことが肝要であること、また、被災者に最も近い市町村長は目前の課題から目をそらさず腹をくくって対応しており、その力を信用すること、さらに、市町村が地域に即した復興を実現するための特区や基金等の具体的な支援策を確立すること等が重要であることを強調しました。