6月5日、2両編成のディーゼル車「クルージングトレイン」による「火焔街道号」が新潟駅から飯山線十日町駅まで運行されました。
新潟、長岡、十日町、三条、津南の4市1町で構成し火焔土器の歴史とロマンをPRし地域活性化につなげることを目的に活動する「信濃川火焔街道連携協議会」が、JR東日本新潟支社の協力を得て実施しました。
飯山線の始発駅越後川口駅では、プラットホームで出発式を開催、市立川口小学生11人による川口あおり太鼓の演奏で歓迎しました。
私も一日駅長となって白い夏物の制服を着込み、歓迎の挨拶をしました。
また、川口町商工会、川口観光協会、飯山線友の会等の全面的な協力で、プラットホームでは、あぐりの里((株)ファーム越後川口)が地元野菜をふんだんに使ったあぐり汁を提供する等、乗客をもてなしました。
乗客は、この日十日町市で開催された「笹山じょうもん市」楽しみましたが、その「NPO法人笹山縄文の里」等の皆さんが、縄文人の衣装に身を包み、わざわざ越後川口まで出迎えにみえていました。大変な人気で乗客と記念撮影に収まっていました。
車内では、運行中に学芸員らが沿線の遺跡の紹介や縄文文化の特徴を説明しました。火焔土器に代表される飯山線沿線の縄文文化の素晴らしさがさらに発信されてゆくことを期待します。