毎年8月1日に石巻市で開催されてきた「石巻川開き祭り」が今年も開催されるかどうか心配されていましたが、このほど、石巻川開祭実行委員会が開催され、今年も東日本大震災での犠牲者への供養と復興と希望への思いを込め、規模を縮小して開催することを決定しました。
長岡の花火大会も、戦災殉難者を追悼するとともに復興への願いを込めて開催された歴史があり、また、平成17年には、中越地震からの復興を願ったフェニックス花火も打ち上げています。
そこで、長岡まつり協議会は、同実行委員会と相談し石巻の花火大会を応援することを決定、5月23日のに記者会見(写真)で発表しました。
具体的には、長岡大花火大会の協賛者のご理解を得て協賛金の1%程度、約200万円を充当、花火と打ち上げは地元にお任せしますが、後半は、慰霊と献花の意味を込め、白一色で構成するスターマインとし、最後に長岡で製造したフェニックスをかたどった花火(不死鳥)がはばたくことを検討しています。
中越地震の翌年、長岡で打ち上げたフェニックス花火(写真)を見て大勢の市民が涙を流しました。
長岡市民を勇気づけてきた不死鳥が石巻の夜空にもはばたき、被災地へ復興のメッセージを届けてくれることを期待しています。