招き猫をかたどった「十分盃」が五十六まつりに登場


20110523-1_jyubunhai.jpg 5月15日、大手通りで開催された五十六まつりで、招き猫をかたどった「十分盃」を紹介するブースに人気が集まっていました。
 十分盃とは、酒を盃一杯に満たすとサイホンの原理で底の穴から一滴も残さず漏れ出してしまう仕掛けの盃で、長岡藩三代藩主の牧野忠辰公が「物事は八分目くらいの余裕をもって行動すれば万事うまくいく」と自らと家臣を戒めたと伝えられています。


20110523-2_jyubunhai.jpg この招き猫の十分盃は、市民活動団体の「十分盃を愉しむ会」が出展しました。
 同会は、十分盃や牧野忠辰公の教訓を広めながら中心市街地の活性化に取り組む団体で、昨年は市の市民活動団体助成事業を活用して「まちなか元気プロジェクト」を実施しました。
 この招き猫の十分盃は、中越酒販協同組合(TEL:0258-34-3264)で、6月下旬以降に1個1,800円で販売する予定だそうです。