南相馬市から、539名の避難者が、3月19日夕刻、長岡市に到着しました。
第一陣268名は北部体育館に、第二陣271名は南部体育館に、とりあえず落ち着いていただきました。
さっそく、温かいみそ汁とおにぎりを提供したところ、避難者に、大変喜ばれました。
長岡市は被災経験を生かし、床にスタイロフォームの敷設、授乳室、無線LANの設置、離乳食や風呂サービスの提供等、できるだけ避難者のご不便を可能な限り軽減するように努めています。
ほとんどの方は、条件さえ整えばできるだけ早期に帰りたいと考えていらっしゃいます。
長岡市は、当面、こうした被災者のお気持ちに沿った対応をする方針で、公営住宅への入居等による自立した生活の支援は次の段階で考えることとしています。
なお、避難者の中には97歳のお年寄りをはじめケアが必要な方もいらしゃいましたので、保健師のヒヤリングを実施したうえで、19日には、市内のロングライフセンターに設置した福祉避難所に移っていただきました。
長岡市長 森民夫様
私は福島県南相馬市出身の者です
この度はふるさとの仲間を受け入れていただき
誠に、誠にありがとうございます
皆様のご温情に心より感謝いたします
ご用意いただいたおにぎりやみそ汁は
避難者にとって忘れ得ない味となったことでしょう
父母をはじめふるさとの仲間を救っていただいたこのご恩は
生涯忘れません
しばしの間、皆がお世話になります
(返信等無用です。ご公務やご休息の時間に充ててください)