大変残念なのですが、3月13日に予定していたホノルルフェスティバルでの長岡花火の打ち上げを断念することを決定しました。
写真は、3月11日に花火打ち上げ中止を発表した記者会見の模様です。
実は、ホノルルでも東北地方太平洋沖地震による津波警報が発令されたため花火打ち上げ用の台船の準備が間に合わない恐れがあったこと、また、ホノルルフェスティバルには被災地からも大勢の市民が訪れているためその方々のお気持ちに配慮すべきという意味から中止を決定しました。
既にホノルルをおとすれている約200名の市民訪問団参加者の期待、また、ホノルル日本人会をはじめとする市民の皆さんの期待を裏切ることは断腸の思いがいたしますが、花火はいつかまた打ち上げることも可能だと思い直して決断しました。
また、中越地震等を経験した長岡市としてできる限り被災地を支援するため、新たに「長岡市災害復旧支援対策本部」を設置することを決定し、記者会見終了後第一回目の本部会議を開催しました。
2011年の3月11日を思い出します。丁度、ホノルルにと自宅玄関先に立った時でした。それでも、ステージがと車で成田へと途中まで。(まだまだ都内でした)
飛行機が飛ばないことがわかり、自宅のたどり着いたのが夜中の1時半。
何時もだとほんの30分も走ればついてしまうところの往復が7時間弱かかって自宅に。そして、翌日、又 ホノルルへと旅立ち、涙で迎えてくださったホノルル・フェスティバルの関係者。長岡花火打ち上げ中止をその時聞きました。
思わず2004年の中越地震を思い浮かべました。
震災支援一色に染まったホノルル・フェスティバル。
テレビでは、日本の被災の様子がニュースに流れていました。
私はホノルルへ来てしまってよかったのか?
滞在中の街の中、市民の皆様の様子を帰国してから、周りの方々にお話をしていました。
そして、長岡のみなさまが、真っ先に東日本大震災の支援に動いていることも知りました。
又、また、私でもできることをと仲間とともに動き出しました。
そして翌年 2012年3月Honolulu Festival 長岡花火がワイキキ海岸に打ち上げられたときは、思わず涙が出ました。
長岡花火は力、魅力は、私以上に皆様が一番ご存知ですね・・・、
2016年も無事打ち上げがあることに感謝。