ワシントンD.C.の全米桜祭り協会スーザン・ノートン会長をはじめ4人の関係者が、2012年に行われる全米桜祭り100周年記念事業に世界平和のシンボルとして長岡花火の打上げを要請するため、11月2日長岡市を訪れました。
日米友好のため、1912年に尾崎行雄東京市長が3,000本の苗木を贈ったことから、ワシントンD.C.のポトマック河畔に桜並木が誕生しました。
桜のシーズンには、盛大に「全米桜祭り」が開催され、毎年100万人以上の見物客が訪れ、1億8千万人もの人々がテレビ中継を見るといわれています。
スーザン・ノートン会長は、要請の理由として次の3点あげました。
(1)長岡市とホノルル市との交流を高く評価していること
(2)ワシントンは山本五十六が4年間在住したゆかりの地であること
(3)長岡花火が日本一豪華であること
一行は、山本五十六記念館等を見学した後、歓迎のために急きょ打ち上げた3発の尺玉を見て、長岡花火の美しさと迫力に心から驚いた様子でした。
日米友好の象徴である桜並木の100周年を記念する行事に、世界平和のシンボルとして長岡花火を打上げることは、市民、特に子供達の誇りと自信につながることを確信しています。また、観光キャンペーンの視点も視野に入れながら、積極的に協力したいと考えます。