9月24日、全国市長会を始めとする地方六団体の会長と片山新総務大臣との懇談会が総務省大臣室で行われ、私も長岡市議会閉会後急きょ上京して出席しました。
何しろ、大臣就任前には、「地方六団体は圧力団体だ。国と協議する対象とする必要はない。」などと過激な発言をされていた方だけに、どのような発言をされるか少々緊張して懇談に臨みました。
しかし、初顔合わせということもあったのでしょうか、終始和やかなムードで地域主権の必要性等について会話が進みました。
私からは、「地域主権は、団体自治と住民自治との協働を含んだ概念であることから民主党がマニュフェストで「基礎自治体を重視する」姿勢を打ち出していることに期待している。また、長岡市では、同じ方向で「市民協働条例」の制定について検討中である。」と申し上げたところ、大変興味を持たれました。
知事出身の片山総務大臣ですが、知事は我々市町村長に比べれば現場から少々遠い面があります。
したがって、総務副大臣に蒲郡市長出身の鈴木克昌氏(写真)、政務官にニセコ町長出身の逢坂誠二氏が就任したことは、現場に近い基礎自治体の知恵を生かせるという意味で、バランスがとれた優れた布陣になったと評価しています。