6月15日、恒例の「米百俵デー市民の集い」をリリックホールで開催し、NPO法人日本ネパール女性教育協会(山下泰子理事長)に米百俵賞と副賞100万円を贈呈しました。
ネパールで少女の就学率向上のために女性教員を養成するプロジェクトに取り組んでいることが、高い評価を受けました。
同協会がネパールに建設した女性教員養成のための学校は、これまで20人の教員を故郷に送り出し、現在20人が履修中とのことです。
山下理事長は、ある少女の「私は教育がないから、夢なんてない」という言葉に心を痛めこのプロジェクトに取り組んだとのことです。
受賞後の講演で山下理事長は、「女性を働き手と考え教育は無用だという偏見が根強く残るネパールでは、学校の整備より、まず先生の養成に取り組むべきという視点が必要だ。」と強調されました。