NAZEの皆さんと京セラの鹿児島国分工場を視察ー2


20100302-1_kyocera.jpg ファインセラミックは、プラスチックや金属などの材料と比べ、摩耗や変形もしにくく、熱や腐食に強いといった優れた素材特性があります。
 異なる原料や焼成法により、数多くのファインセラミックスが開発されており、半導体部品のほか、釣具のガイドリングや包丁、人工関節などにも応用されています。(写真)
 自動車部品や携帯電話をはじめ、軽量化への対応から多くの部品がファインセラミックスへとシフトしてきており、今後も太陽電池関連と同様に大きく成長していく分野です。

20100302-2_kyocera.jpg また、京セラは会社組織を「アメーバ」と呼ばれる小集団に分け、リーダーに経営を任せ、部門別採算管理と人材育成、全員参加経営を可能にしています。
 現場に任せてその知恵を生かすという意味で、行政の地方分権に通じる経営スタイルだと思いました。

20100302-3_kyocera.jpg ご案内いただいた和田副工場長とは、京セラ(株)の関連会社のホテル京セラで、昼食を一緒にしていただきました。(写真)
 NAZEの一行は、その後、京セラ川内工場の見学にまわりもう1泊しましたが、私は公務のため鹿児島空港から長岡に帰りましたが、少々残念でした。