多世代交流館「になニ~ナ」の新潟県自治活動賞の受賞と、長岡子育てライン「三尺玉ネット」の活動10周年を記念した祝賀会が、このほど開催され、活動をしているお母さん達や来賓など100人が集いました。
「三尺玉ネット」は、子育て支援を目的にした市民活動組織ですが、この組織を10年前に立ち上げた佐竹直子代表が、祝賀会の冒頭、熱い思いを込めた挨拶をしました。
「になニ~ナ」は、この「三尺玉ネット」が母体になり、中越地震の復興に向け、仮設住宅の施設を多世代交流の拠点として活用し、これまで幅広い活動を継続してきました。
特に、子育て世代と高齢者の交流の場「手仕事カフェ」「健康お茶会」、中越地震被災地の高齢者との親子交流会、毎月開催される手づくり市場「にな市」など、市民が安心して暮らせるコミュニティづくりに積極的に取り組んでいます。
世代や地域を越えたこうした活動が、被災地の心の復興に寄与したことが、今回の新潟県自治活動賞の受賞につながりました。
市民と行政とが協働してまちづくりを推進するため、長岡市は市民協働条例の制定を検討中ですが、多世代交流館「になニーナ」は、行政と市民との協働の模範となる活動です。