リニューアルなった池谷闘牛場に、天皇皇后両陛下が、昨年9月に山古志の復興状況をご視察された際に詠まれた御製・御歌の歌碑を建立しました。
無事戻った牛の角突きの練習をご覧になり、被災地がもとの生活を取り戻しつつあることをお喜びになられ、そのお気持ちを詠まれたものです。
御製(天皇陛下) なゐにより避難せし牛もどり来て角突きの技見るはうれしき
御歌(皇后陛下) かの禍(まが)ゆ四年(よとせ)を経たる山古志に牛らは直(なほ)く角(つの)を合はせる
除幕は、私、五井市議会議長、地元の皆さんに加え、揮毫していただいた田中玉蘭先生にもお願いしました。
中越地震から5年、また、天皇陛下御即位20年という記念すべき年に、こうして地域の皆さんの想いが結実したことは、本当にうれしい限りです。
復興のシンボルとして、いつまでも闘牛場を見守り続けてくれることでしょう。