10月1日の明け方、ホテル直下の道路に、ご覧のようにミサイルが並んでいました。
ホテルは、天安門広場から東に2Kmほどの位置にあります。夜のうちに広場からここまで多数の軍事車両が待機していたというわけです。
また、天安門広場から音楽や人の歓声も聞こえました。夜中に、リハーサルを行っていたようで、ご苦労なことです。
朝7時、日本の招待客全員がバスに乗車しましたが、約1時間、車内で待たされました。
その間、加藤紘一衆議院議員をはじめ政治家の皆さん、京セラの稲盛和夫名誉会長をはじめ経済団体の皆さん等と色々なお話ができ、結構楽しく過ごすことができました。
また、窓外には女性部隊やミサイルが見えたので、退屈を多少紛らわすことができました。
8時頃ようやくバスが動き天安門広場に到着しましたが、天安門の東側約100m、前から3番目の席で思ったより良い場所でした。
10時にパレードが始まるまでの2時間、始まってからの2時間半、計4時間半の間、強い日差しを浴びてすっかり日焼けしました。
写真のように、観客の多くは赤いパンフレットで頭を隠していました。
私は、髪の毛が薄くなったため頭頂が日焼けして、シャンプーするたびにひりひり痛むという悲しい結果となりました。
中国政府が、この日の晴天を確実にするためオリンピックに続きヨウ化銀を散布したという情報もありますが、私にとっては迷惑な晴天となりました。
なお、写真は、天安門の見える観覧席で、元松下電器社長の谷井昭雄さんと写したものです。左下に稲盛和夫京セラ名誉会長の姿も見えます。