全国市長会長として中日友好協会から招待され、10月1日に天安門前広場で開催された中華人民共和国成立60周年大会に出席しました。
午前10時から始まった式典は、折からの晴天の中、多数の近代兵器による軍事パレードに始まり、30以上のグループによるパレードが、約2時間以上にわたり繰り広げられました。
この式典は10年毎に行われます。
今回、特に赤い制服に身を包んだ女性民兵が初めて参加しましたが、ほぼ同じ体格の500名ほどの女性が行進する様はなかなかの見ものでした。(写真左)
また、兵器は、戦車、上陸用舟艇、ミサイル、航空機等が数多く参加していましたが、日本人としては複雑な心境にならざるをえません。
市民によるパレードは、写真のように社会主義国の伝統を感じさせるパターンのものでした。
私の席が、ちょうどパレードの出発点に近い位置だったため、全員で掛け声をかけて横一線に出発する様子は、なかなか壮観でした。
聞くところによると、深夜に練習したのだそうで、本番当日は朝暗いうちから広場の近くで待機していました。