昭和11年、中村孝三郎氏により初めて火焔土器が発見された地、馬高(国指定史跡)・三十稲場遺跡に、縄文文化学習の場としての「馬高縄文館」が開館しました。
オープンに先立ち、文化庁、県教育委員会のご来賓、地元出身の考古学者小林達雄先生、中村孝三郎氏のご子孫、地元の関係者等によりテープカットを行いました。
館内には、重要文化財火焔土器をはじめ数々の土器が展示されてます。
県立歴史博物館が縄文文化への入門の役割を果たすのに対し、馬高縄文館は、縄文文化に興味を持った方や子供達が、より学習を深める場として期待しています。今後、県と市とでこの意味での連携を深める方針です。
また、現在、火焔土器文化を共有する十日町市、津南町、新潟市の首長で、「縄文サミット」を推進していますが、次第に市民レベルでの交流も盛り上がりつつあります。
この馬高縄文館を拠点に、更なる交流の促進を図りたいと思います。