8月7日、都内で開催されたマニフェスト公開討論会に参加しました。
知事会がマニフェストの地方分権部分を検証する目的で主催、自民党から菅選挙対策副委員長、民主党から玄葉分権調査会長、公明党から山口政務調査会長が出席しました。
私も全国市長会会長として、基礎的自治体を重視してほしいと質問しました。
また、マニフェストは、その策定の過程を公開し、実際に政策を実施する立場の市町村の意見を十分に聞いて実行性を担保すべきものだが、今回は不十分であった。その結果、実行段階で、現場が混乱する政策も見つかる可能性がある。その場合は、政党間の泥仕合に陥ることなく、勇気をもって修正してほしいと主張しました。
この私の意見に対し、嬉しいことに、各党とも明確に賛成していただきました。
壇上では、私は橋下大阪府知事の隣の席でしたので、色々話ができました。
橋下知事は、「マニフェストの策定過程が重要であるという意見にまったく同感である。その意見を主張してもらってありがたい。」と、おっしゃいました。
橋下知事は、言葉の激しさとは裏腹に、よく勉強をされている方だと改めて思いました。
討論会終了後、麻生全国知事会会長、橋下知事、古川佐賀県知事と記者会見に臨みました。
政党が約束を守らなかったらどうするかという記者の問いに、橋下知事が、「そのような場合、あらゆる機会に、うそつき政党と言い続けるしかない。」と発言しました。
久しぶりに痛快な橋下節を聞かせてもらいました。