7月11日、長岡市出身のグラフィックデザイナー秋山孝さんが、自らのポスターを展示し地域の文化交流の拠点とすることを目的とした「秋山孝ポスター美術館」をオープンさせました。
テープカット(写真上)の後、大勢の市民が色鮮やかな約70点のポスターを鑑賞していました。(写真下)
この美術館は、1925(大正14)年に建築され旧北越銀行宮内支店等として使われてきた古い建築物を改修し再生したものです。
美術館の運営は、運営委員会(委員長:豊口協長岡造形大学理事長)とサポーターズ倶楽部(会長:高田清太郎)との協働で行われます。まさに、市民力と地域力とで運営される美術館です。
美術館に近接した摂田屋地区には、鏝絵(こてえ)の蔵を中心に、酒、醤油等の醸造業の古い街並みが息づいていますが、そこへ、秋山さんのポスターという異なる魅力が加わりました。
秋山さんの作品は、鮮やかな色彩が特徴ですので、鏝絵(こてえ)の鮮やかな色彩に通じるものがあり、今後、色彩をキーワードにした街の魅力の形成も期待できます。