中越大震災、中越沖地震と2度の震災により被災した長谷川邸(国重要文化財)が、このたび、4年8ヵ月ぶりに復旧しました。
6月14日、文化庁、県教育委員会等のご来賓と長谷川家や地域の皆さんが出席しオープン式典を開催しました。
テープカットとともに開門となり、地元の巴太鼓の演奏に迎えられ門内に入りました。
午後からは一般開放し、再開初日から多くの市民が訪れました。
夜には長岡出身のフルート奏者小山裕幾さんによる復興記念コンサートを開催しました。
長岡市では、旧越路町から受け継いだ大切な文化財を後世に残し、震災復興のシンボルとして、伝えていきます。
なお、8月31日まで入場無料です。
長谷川邸は約300年前に建てられた県内最古の民家で、昭和57年に国の重要文化財に指定されました。
中越地震により大きな被害を受け、復旧工事中に中越沖地震により再度被害を受けました。
総事業費は約4億7千万円(うち国庫補助金70%、県費補助金10%、長岡市負担20%)です。