5月20日、河井継之助記念館の庭に、約25年前に台風で姿を消した松を新たに植樹をする式典が行われました。
同記念館は河井邸の跡にあり、庭は当時の面影を残しています。
当時の松は、天に昇る龍のような形であったといわれており、継之助の号の「蒼龍窟」の由来となったといわれています。
今回の植樹は、「河井継之助記念館友の会」が企画しましたが、メンバーの想いから、河井継之助終焉の地である只見町の樹齢30年の松を移植することにしました。
まるで河井継之助の魂が、終焉の地から生家に帰ってきたような気がしました。
この日は、友の会会員、周辺の町内会役員に加え、高額寄付者の高田小夜子さんや只見町の目黒吉久町長等只見町の関係者も出席しました。
河井継之助を中心にして、同町との関係に新しい1ページが加わりました。
式典終了後、出席者全員で記念撮影をしましたが、松の成長につれ、長岡市と只見町との連携が深まることは、うれしい限りです。