与板地域の史跡「楽山苑」のライトアップが17日まで行われています。
楽山苑は、豪商・大坂屋三輪家が明治25年に建てた別荘「楽山亭」を中心とした庭園です。
今年で14回目を迎えたライトアップは平成7年、住民有志8人で始められました。その後、事業運営委員会が組織され、同委員会を中心に市民の力で支えられてきました。
たくさんの住民が苑内の清掃を行ったり、アーケード街を飾る灯ろう作りを行っています。
毎年約5,000人が市内外から訪れていますが、今年は「天地人」効果でそれ以上の来客が見込まれます。
9日、長岡雅楽愛好会による演奏会が開かれました。咲き始めたツツジに囲まれて浮かび上がった楽山亭と雅楽の音色とが絶妙なコンビネーションで、幻想的な雰囲気を醸し出していました。
このライトアップの素晴らしさは、市民に広く知られているとはいえません。
私のお薦めです。ぜひ一度観に行ってください。