風薫る「こどもの日」の5日、公園と子育て拠点施設とが一体となった「子育ての駅千秋」(愛称てくてく)がオープンしました。
子供をのびのび遊ばせながら、いつでも子育ての悩みを保育士に相談できます。
記念式典では、金子国土交通大臣からのメッセージが読み上げられた後、利用者も参加しテープカットを行いました。
子育ての駅は、平成13年に市民センター内に開設した「ちびっこ広場」が原点です。
最初はただの遊び場でしたが、利用しているうちに子育て拠点に育ってゆきました。
保育士を配置したり、一時預かりコーナーを設けたりしました。また、子育ての悩みを自由に書き込める「自由記入ノート」は、お母さん達のコミュニケーションの強力なツールに育ちました。
子育ての駅は、屋内の子育て拠点と広々とした公園とが一体となって溶け合っています。
また、イメージが固まった従来の施設とは異なり、利用者の自由な発想でどんどん使い方が広がっていく施設です。
記念式典で、子育ての駅運営委員の片山真一さんは「施設に負けないように、ソフト面の充実に頑張る」と力強く宣言してくださいました。
「駅」とは交流という意味です。子育ての駅が、市内に多数ある子育てサークルの交流の場として成長してくれることを期待しています。
10年後に、市民の皆さんの手でどのように成長しているか、今から楽しみにしています。