震災から節目の5年を迎える今年、被災者の心を癒し全国からの支援に感謝する文化の祭典「震災フェニックス」がスタートしました。
総合プロデューサーに三枝成彰さんを迎え、県内各地で様々なイベントが、開催されます。
4月25日、長岡市立劇場で、そのオープニングイベントが開催されました。
まず、佐渡を拠点に世界で活動する「鼓童」の和太鼓の演奏で幕が上がりました。
そして、バイオリニストの「川井郁子」さんの、追悼の思いを込めた「G線上のアリア」などが会場の皆さんの心をとらえました。
「平原綾香」さんが歌うこの祭典のテーマ曲「新世界」も発表されました。
最後に、三枝さん、豊口協実行委会長と私の3人によるシンポジウムも行われました。
お二人のお話しから、ありがとうという言葉を率直に言える心が、長岡をここまで復興させたのだと強く感じました。
何故なら、感謝の気持ちがあるからこそ、自らの力で立ち上がろうとする意志が持続するのだと思うからです。
中越地震の際、長岡は「ありがとう」という言葉で満ち溢れました。そんな長岡を改めて誇りに思いました。