栃尾美術館で、特別展「兼続を育てた謙信公のふるさと展」が始まりました。
栃尾と米沢の二つの常安寺に伝わる謙信、兼続ゆかりの寺宝約60点を一堂に展示しました。常安寺は、謙信公旗揚げの地・栃尾に創建した名刹です。
その常安寺が、上杉家の移封とともに米沢市にもあることを、「天地人」原作者の火坂雅志さんから伺いました。
そこで、両常安寺の寺宝を中心に、特別展を開催することにしました。
上杉謙信公と直江兼続公とが描かれた「紙本著色上杉謙信並二臣像」をはじめ一見に値する資料が数多く展示されています。
6日に開催されたオープンセレモニーには、栃尾の小杉住職と米沢の漆山住職にも揃ってご出席いただきました。
なお、この特別展にあたり、両常安寺の他、多くの皆様からご協力をいただきましたことに感謝します。
また、新たに登場することとなった「謙信の里・とちお」のイメージキャラクター「あぶらげんしん」(写真左)も登場しました。
この特別展は、6月7日まで開催されます。
今回の特別展を契機に、長岡市と米沢市の交流の輪が大きく広がることを期待しています。