国土交通省の「手づくり故郷賞」を受賞した住民や新潟大学の皆さんが、報告のため市役所を訪問されました。
訪れたのは、まちづくり委員長の大港捲二さん、栃尾表町区長の高見誠さん、新潟大学副学長の西村伸也さんや学生さんなど9名の方々です。(写真)
この雁木づくりは、住民と新潟大学と行政との協働で、約10年前から進められてきましたが、これまで、毎年1棟ずつ計10棟が建築されています。
大港さんからは「新潟大学の学生は、卒業後も同地区を訪問してくれる」といった、住民と学生の心がつながっている温かいお話を伺いました。
10棟の雁木は、学生による新しい感覚のデザインが好評で、すっかり栃尾地域の名物となっています。
手づくり故郷賞は、地域の魅力や個性を生かした活動に取り組む団体を表彰するもので、1986年度から実施されています。
今回の受賞は、住民と学生と行政との協働の成果であることが評価されたものです。
栃尾地域は、もともと市民力と地域力が比較的強い土地柄だと思います。その模範となる受賞で、喜ばしい限りです。