10日、与板地域に、天地人観光の拠点となるスポットが、2か所オープンしました。
一か所目は、直江兼続「愛」ネット実行委員会が運営する「まちの駅よいた」です。
休憩コーナー、天地人グッズや特産打刃物の販売コーナーを備え、全国からの観光客をおもてなしする拠点となるばかりではなく、各種イベントの開催や観光客と地域住民との交流拠点として活用することを目指しています。
地域住民が施設の運営に携わり、まちづくりに参加する点が大切なポイントです。スタッフの暖かいおもてなしが話題のスポットとなることを願っています。
販売コーナーには、兼続・お船が描かれた凧、巨大な「のみ」、打刃物の技術を生かした置物等、与板でしか手に入らないお土産が並べられています。
もう一か所は、リニューアルオープンした「兼続お船ミュージアムです。
今回、与板歴史民俗資料館をリニューアルして名称を「兼続お船ミュージアム」としました。
お船役の女優・常盤貴子さんの衣装等を展示する「お船コーナー」や「直江状写」などの複製品9点を新たに展示しました。
与板は「小京都」のようなまちだと言われています。与板城址、楽山苑など地域資源がたくさんあり、しかも徒歩で散策するには適度な大きさがあります。まち全体がひとつの財産です。
ただし、与板は観光地としてはまだ新人です。それだけに、むしろ初々しさを生かし、手作り感と温かい心で”おもてなし”するまちに成長してほしいと思います。
今回の「天地人」の放映は、息の長いまちづくりの第一歩だと考えるべきです。
与板地域の皆さんが、南魚沼市など「天地人」でつながる県内外の市と連携しながら、”誇り”と”自信”を持って、まちづくりに踏み出していかれることを期待します。