長岡商工会議所新年会で景気対策への決意を表明


80 kaigisho.jpg 6日、長岡商工会議所の新年会に出席し、手を携えて不況を乗り切ろうと、次のように挨拶しました。

 長岡市は、昨年11月、いち早く信用保証料を全額補助する新しい融資制度を創設しました。この制度は、合併地域をはじめ中小企業に大変喜ばれているようです。
 この融資制度のための補正予算額は、当初7千万円で出発しましたが、このままの趨勢ですと、3月までに合計5億円程度の予算措置が必要になりそうです。決して少なくない財政負担ですが、しっかりと対応することを約束します。


 長岡は技術力が大変高い中小企業が揃っており、その応援をするのが市の使命と思っています。官は5年先、10年先の景気の回復を見越し、長期的な視点に立って仕事をしていくことができ、いわば、ダムのような調整機能を有しています。
 また、不況時には積極的に必要な公共事業を実施すべきです。これは、流動資産を将来必要な固定資産に変えるということであり、決して「無駄遣い」にはあたりません。企業家の皆さんは、このことをよく理解できる立場にあるわけですから、積極的に声を出していただきたい。
 商工会議所と市とは車の両輪であり、皆さんと歩調を合わせ団結し、景気対策を実践していきましょう。